※干潟には決められた日に、許可を受けた人以外は入ることができません。詳しくは下記施設にお問合せください。
Tel: 052-309-7260(藤前活動センター)Tel: 052-389-5821(稲永ビジターセンター) |
2002年11月に、ラムサール条約の
「国際的に重要な湿地」として登録された藤前干潟。
干潟の生き物を観察できる施設に出掛けたり、イベントに参加しここでしか経験できない
干潟の魅力を体感してみませんか。 |
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藤前干潟 |
上記写真は藤前干潟の以前の観察風景です。↑ |
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藤前干潟にゆったりとした時間が流れる夕闇直前の夏。2023/7/7撮 |
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出典/名古屋や超観察館の公式HPより 2023 7/8 |
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2021年12月9日 撮藤前干潟野鳥観察館より北200m 夕日に浮かぶ数種類のかも達。↑ |
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2021年12月9日 波消しブロックと護岸の中央にあった干潟(数年前)が消え渡り鳥たちには淋しい思いをさせているのかもしれない。 |
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2020年12月26日 撮藤前干潟野鳥観察館より北200m 数種類のカモ達。↑ |
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夏休み野鳥観察館のイベント |
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2002年11月18日にラムサール条約に登録されました。シギ・チドリ類等の渡り鳥の日本有数の飛来地となっています。
藤前干潟では、行政や藤前干潟を守る会が中心となって、保全活動が行われています。 |
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渡り鳥達のオーストラリアとシベリ間の大切な中継地の藤前干潟 2020年9月28日A撮 |
トウネンの飛来数の減少が深刻だそうです。ハマシギも同様とか。1990年ごろには4,000以上の群れが普通に観察できていましたが、
近年は1,000羽を超える日は数日しかなくなったそうです。
ハマシギは南に向かう個体が多く、日によって飛来数に差はありますが、10月に入ると南に向かう群れと藤前干潟で冬を越す群れが一緒になって、
少しはにぎやかな干潟になる予定だそうです。(ブログ参照)
ハマシギの群れがシンクロして飛翔する美しい姿の目撃者になりたい!!。 |
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川鵜の追い込み料準備風景 |
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下記イベントは終了しました |
『2019秋の藤前干潟クリーン大作戦』
マイクロプラスティック問題をみんなで考えよう
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<クリックで拡大> |
下記は春のクリーン大作戦 |
20192011年 |
『2019春の藤前干潟クリーン大作戦』
くらべてみましょうsaisin2019
『2011秋の藤前干潟クリーン大作戦』 |
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イベント実施例
貝の生態に詳しい学芸員の西浩孝さんが、
ユーモアを交えながら干潟に住む生き物たちの多様性や、
生態系を保全する大切さをわかりやすく教えてくれますよ。
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↑色々なカニに出会えました。 |
2015年4月↑本格的な春,日差しが柔らかく気持ちがいいよ |
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2014年12月↑小春日和の藤前干潟 |
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2014.1月↑ 小春日和の藤前干潟 |
藤前干潟には野鳥観察専用施設として「名古屋市野鳥観察館」が設けられています。ここでは、館内から観察用望遠鏡(デジタルスコープ)を利用して、遠くにいる野鳥を間近に観察することができます。また野鳥に関する詳しい資料も充実しています。
この施設で野鳥観察を体験した小学生には、野鳥が集団で飛び立つ際の想像以上の迫力に驚いたり、カモ類の美しい羽の色に感動した人もいるそうです。また、ここでのバードウォッチングの経験をきっかけに、生き物への関心を深めて将来獣医師になった人も数名いるそうです。
都市部から最も近いラムサール条約登録湿地の藤前干潟で、これからの季節にしか体験できない貴重なバードウォッチングを通じて、野鳥のリアルな生態を実際の生息地で楽しんでみませんか。 |
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「名古屋市野鳥観察館」の職員の方によると、藤前干潟に飛来する野鳥について毎年の観察結果を比べてみると、その種類によって増えたり、減ったりとその数は異なるようです。
今年の傾向としては特に、オグロシギ、オオソリハシシギ等が多く飛来しており、例年に比べて6倍〜8倍の数が観察されています。
藤前干潟の野鳥観察における独自の見どころに、20〜30羽単位で行動するミサゴの群れがあります。こうしたまとまった群れでの行動を観察できる生息地は全国的にも数少なく、希少価値が高いそうです。 |
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藤前干潟バードウォッチングのポイント |
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今日観察された野鳥2013.3.13名古屋市野鳥館、観察日記より
ハジロカイツブリ15羽、カンムリカイツブリ32羽、カワウ874羽、ダイサギ4羽、コサギ5羽、アオサギ29羽、ツクシガモ4羽、マガモ43羽、カルガモ37羽、コガモ149羽、ヒドリガモ74羽、オナガガモ198羽、ホシハジロ74羽、キンクロハジロ328羽、スズガモ1,612羽、ミサゴ10羽、トビ1羽、チュウヒ2羽、シロチドリ30羽、ダイゼン63羽、ハマシギ630羽、エリマキシギ1羽、アオアシシギ4羽、ダイシャクシギ5羽、ユリカモメ62羽、セグロカモメ45羽、オオセグロカモメ9羽、カモメ78羽、ズグロカモメ11羽 |
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用意するもの |
記録用ノート、筆記用具など
※観察用の望遠鏡や野鳥の資料等は準備されています。 |
事前の準備 |
観察できる野鳥について事前に調べておくと、野鳥の行動パターンや性質が分かり、観察する際に見つけやすくなります。 |
服装 |
服装や色に制限は特にありません。 |
観察に最適な
時間帯 |
昼頃に干潮を迎える日の干潮2時間前。
午前中からの観察が最適です。 |
職員おすすめ の見どころ |
◎圧倒的大群で行動するカワウのスケール感
◎大量のハマシギが一斉に飛び上がる乱舞
◎肉食系鳥類が海で餌を獲って食べる捕食行動
◎様々な生き物が支え合って生きる干潟の豊かな生態系 |
めったに見ら
れない珍しい
野鳥 |
クロツラヘラサギ、ハヤブサ、ハクチョウ、
アカツクシ、マガン等 |
※名古屋市野鳥観察館のブログ「観察館日記」にて、
藤前干潟の満潮時間・干潮時間・潮位や、観察できる
野鳥の名前等の最新情報を確認できます。 |
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君は「カッコイイ派」?「カワイイ派」?
それとも「分析派」? |
館内に野鳥観察用スコープ30台がある「名古屋市野鳥観察館」では、望遠鏡で干潟に集まる野鳥をより間近に観察できます。この施設で、まず目の前に広がる鳥の世界を観察してみませんか。
カッコイイ派の鳥に興味のある人には、「ハヤブサ」「ミサゴ」「チュウヒ」等の猛禽(もうきん)類の観察がおすすめです。
カワイイ派の鳥に興味のある人には、「マガモ」「カルガモ」等のガンカモ類や、「ハマシギ」「チュウシャクシギ」等のシギ類、「シロチドリ」「ダイゼン」等のチドリ類といった見た目がカワイイ野鳥の観察がおすすめです。 |
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名古屋市野鳥観察館外観 |
鳥の分析に興味のある人は、オーストラリアからアラスカへ移動する渡り鳥が中継地として一時的に滞在している姿を観察しながら、鳥の神秘に思いをはせてみるのもおすすめです。
野鳥は自然の生き物のため、天候や時期等の条件によっては観察できないこともあります。 |
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名古屋市野鳥観察館からの眺望 |
藤前干潟で見られるコサギ |
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見て、聞いて、観察して藤前干潟の環境や渡り鳥の生態に
ついて理解を深めよう。 |
「稲永ビジターセンター」では、気軽に藤前干潟を含む周辺の環境保全や、適正な利用に関する基本的な知識や情報を知ることができます。
また、施設職員の人に藤前干潟の事や野鳥の事について分からない事を聞くと、詳しく教えてくれます。
2階の吹抜から1階を見下ろすと、オーストラリアから東アジアを経由してシベリア・アラスカまで地球を縦断するシギ・チドリの移動ルートの展示を見ることができます。
その他にも、翼の形と飛行のメカニズムなど渡り鳥の生態に関するコーナーや、藤前干潟に注ぎ込む庄内川の流域マップなども展示されています。 |
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稲永ビジターセンター室内 |
稲永ビジターセンター2階テラス |
木材をふんだんに使用しているこの施設は、爽やかな木の香りが漂い、屋上緑化や温度の変動が少ない地中の空気をチューブで館内に巡らせるなど省エネに配慮した環境に優しい取り組みを行っています。 |
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屋根に緑地を設けて屋上緑化を行っている稲永ビジターセンター外観 |
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「名古屋市野鳥観察館」と「稲永ビジターセンター」はどちらの施設も入場無料で、休館日以外の開館時間内には自由に利用できます。
また、定期的に企画展などのイベントも開催されています。 |
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藤前干潟で開催されるイベントに参加して、湿地の環境や
そこに暮らす生き物達を身近に体験しよう。 |
ラムサール条約登録湿地の藤前干潟では、国や名古屋市などの公共団体や民間のNPO法人等によって、様々なイベントが開催されています。
毎年、春と秋にはボランティアによる清掃活動「藤前干潟クリーン大作戦」が、藤前干潟を含む庄内川・新川河口部一帯を対象に展開されています。この清掃活動では、終了後に干潟観察会も開催されており、自分たちの手できれいにした干潟に入って生き物と親しむ事ができます。 |
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以前の活動実績は【こちら】 |
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藤前干潟の環境保全に取り組んでいる「NPO法人藤前干潟を守る会」によって、「干潟の学校」が定期的に開催されています。このイベントでは、干潟に暮らす小さな生き物の観察や、渡り鳥や水鳥を観察するバードウオッチング等を体験できます。
最新イベント開催予定については、-藤前干潟を守る会ホームページ -にて詳しく紹介されています。 |
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